湿気で壁にカビが!カーテンのカビの対処と簡単に出来る湿気対策は?

季節

6月と言えば”梅雨”ですね。

梅雨に限らず、湿気の多い時期や場合によっては冬でも発生してしまい、そのたびに頭を悩ませられるのが”カビ”ですよね。

”カビ”の原因になる”室内の湿気”とはそもそも、梅雨の時期は季節柄しょうがない部分がありますが、冬の場合は特に、外気温と室温に大きく温度差がおきる事で”結露”が発生し、それが原因で”湿気”が出てくると言われています。

そして、その”湿気”が部屋の中で空気の通りの悪い部分にたまり、ホコリに水分が含まれたものがエサとなり”カビが大発生”するのです。

今回は部屋の中でもカビが発生しやすいと言われる壁やカーテンなどにカビが発生してしまった場合の対処方と除湿器やエアコンを使わないで簡単にできそうな除湿対策をご紹介していきます。

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湿気で壁がカビだらけ!?そんな時はどうする?

部屋の中で目につく面積が最も大きいのは”壁”ではないでしょうか?
目につく部分の壁はキレイだったとしても、家具などの後ろの隙間や窓周りの特に部屋の角などにあたる部分の壁はどうですか?
目に見えなくてカビ臭さがなければ、大丈夫だと思いますが、『目に見えないけどカビ臭さがする』だったり、『カビ臭さはしないけど見た目ではっきりわかる黒カビが…』なんて場合は黄色信号です。
すぐさま対処して、キレイなお部屋を取り戻しましょう。

”目に見える範囲のカビ”であれば、自分でも対処が可能です。
壁の素材にもよりますが、壁を少しこすってみて落とせそうな素材の壁であれば、表面上のカビは綺麗に拭けば落ちます。
その場合は、浴室などに使うようなカビ取り剤や漂白剤を使えば一時的には効果がでます。

しかし、表面上は綺麗になったのにまだカビ臭い、という場合は壁の中までカビてしまっている可能性が高く、例え表面上のカビを綺麗に落としたとしても壁の中まで根をはってしまっていると再発の可能性は極めて高いといえます。

壁紙をしてある場合は、壁紙に使っている糊が原因になっていることもあり、その場合、カビの発生を助長しているのが換気の悪さによる湿気の可能性が高いと言えます。
壁紙の糊が原因である場合は、壁の中までカビてしまっている場合と同じで、拭いたりして表面上のカビを落としたとしてもやはり、根が残っている限り、再び、発生する可能性が高いので、壁紙自体を張り替える事が根本治療となります。

壁の内側(外壁と内壁の間など)にカビが発生してしまっている場合だと、もはや”素人では手に負えないカビ”です。

その場合は、プロの業者に委託して落としてもらうか、リフォームを考えなければならないでしょう。
賃貸の場合でしたら、自然環境が原因でカビてしまう場合は、建築の構造上、仕方のない部分でもあるので、まずは大家さんや、仲介の不動産会社に問い合わせをして、相談してみましょう。
もしかしたら、何かしらの対策を取ってくれるかもしれません。

その前にまずは、『自分でやってみたい』のであれば、壁のカビを少しこすってみて表面のカビが落とせそうかチェックしてみてから、”必ず目立たない部分で試してみて”それから以下の方法を試してみてください。

業者の手法でやっている方法のひとつなのですが、まずはカビの生えている部分の壁全体にまんべんなく薬剤(カビ取り剤や漂白剤など)を散布し、その上からラップをして1時間ほど密着状態にします。
時間がたったら、濡れた雑巾できれいに薬剤をふき取ってください。この時の注意点としては、しっかりふき取っておかないと薬剤の性質上、あとになって塩などの成分が残ってしまいます。
それから、カビ取り剤の効果としては、しっかりとふき取る事により”カビ防止の効果”が出るとされていますので、拭き方をおろそかにしてしまうと、この”カビ防止能力”が思うように出てくれませんのでしっかりと拭くようにしましょう。

そして、最後にカビ防止作用はありませんが菌が気になるようであれば、消毒用エタノールを散布すれば表面上の殺菌はバッチリでしょう。

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【自分で薬剤を使ってカビ取りをする際の注意点】
◎目立たない所で試してみて、変色などが出ないか確認してからやりましょう。
◎床や家具などの周りの物に薬剤が飛び散らないように、壁以外の部分を養生シート等で被う事をオススメします。
◎薬剤のほとんどが、主要成分として「次亜塩素酸ナトリウム」を使用している為、塩素ガスが発生する場合があります。十分に換気をして、安全を確認しながら使用しましょう。
◎拭いた後の壁は、湿っている状態なので、風通しを良くしてしっかりと換気乾燥してください。

カーテンのカビへの対処は?

カーテンの場合、基本はカーテンについてしまった黒カビのシミは、クリーニングに出しても取れません。

唯一、真っ白なポリエステル系のレースカーテンのような素材であれば、塩素系漂白剤などを使用して漬け置きなどの処置をすれば、多少目立たなくなるくらいまでは落とせるかもしれません。
ただし、塩素系漂白剤を使用する事により、元の生地を傷めてしまう事もありますし、あくまで真っ白な素材が限定なので、色柄な物に関しては対処のしようがないので、諦めるしかありません。

なので、カーテンの場合は、カビさせてしまったら”後の祭り”となってしまいます。
カビさせてしまう前に、しっかりと予防に努めて、カビさせない事を心がけるようにしましょう。

予防としては、乾燥を常に心がけ、結露水がカーテン生地に接触しないようにしましょう。
カーテンを閉めっぱなしにしないで、定期的に開け閉めすると湿気がこもらずに換気がしやすくなります。

それから、注意点としては、よく市販でも販売されている『結露防止シート』などは結露を防止するのには優れたものになりますが、定期的に交換しないとシートの裏に湿気が溜まってしまって逆にカビの温床となりやすいので使用する際はその点に注意して使用しましょう。

簡単に出来る湿気対策は?

湿気対策としては、除湿器やエアコンをフル稼働させて使用すれば、それが一番簡単で効率のいい湿気対策になります。

・・・・・。

と、言ってしまったら記事にならないので(笑)、
自分がそうなのですが、1人暮らしをしている為、除湿器やエアコンを併用して使っているとどうしても電気代がかかってしまうのが気になってしまいます。(汗)

なので、今回は除湿器やエアコンを使わないでなるべく簡単に出来る湿気対策をご紹介します。

部屋の中に湿気が溜まってしまうのは、空気の流れが滞ってしまうのが原因です。
梅雨時期や夏場、冬場でどうしてもエアコンを頼りたくなりますよね?
そうすると、部屋を閉め切ってしまい、空気の通りはエアコンの風が通る場所だけ…。となってしまいます。

エアコンを使ってる場合はエアコン自体が外気との換気を行ってくれるのでいいのですが、エアコンを使わない時にどうすればいいのかというと…。

ずばり、”風(空気)の通り道を強制的につくる事”になります。

まずは、部屋や家全体の窓や換気扇を稼働させて風通しを良くしてください。
風(空気)が通るという事は、入り口と出口をつくってあげ、一方的に空気が流れやすい状態を作ってあげる事が大事になります。
できるだけ、対角線上になるように風の通り道を作ってあげると自然と循環が良くなります。

『でも、うちは狭いし、すべての窓を開け放っても風通しがわるいよー(泣)』

と、いう声が聞こえてきそうですね。

『安心してください!うちも狭いし、風通しが悪いです!!(ドヤッ)』

っと、ドヤッたところでなんの安心感も説得力もないですが…。(爆)

建物の構造上、風通しが悪い場合は”人工的に”風の通り道をつくってあげればよいのです。
まず、出口になる側の窓や換気扇を稼働させてそこに向かって入り口側から風を送り込みます。

風を発生させる装置と言えば、我らが文明の利器”扇風機”がありますね。
つまり、入り口側から出口側に向かって扇風機を使って風をおくってあげれば循環が良くなります。
小型の簡易な扇風機であれば、2000円もかからずに買えるでしょうから何台かを要所に設置してうまく風の通りを作ってあげると更に効率的になります。

とある、書籍によると『カビの予防には湿度40%を一日3時間維持する事が効果的』と書いてありました。
なので、一日中扇風機をつけていなくても、一日のうちの数時間を扇風機を使って空気の循環をよくしてあげればカビの発生を防ぐ事ができるでしょう。

あとは、外出する際もなるべく部屋のドアや天窓などを開けて、換気扇を稼働させたまま外出するようにすると良いと思います。
その際の注意点としては、雨の日だと逆に湿気を入れてしまう事になるので注意しましょう。

壁のカビ予防としては、家具などを置く際は、壁際からの隙間を十分にとって少しでも風の通りがいいように配置しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

”カビ”というものは”湿気を含んだホコリなど”をエサとし、繁殖してしまいます。

そこの部分をキレイにしたとしても、湿気の対策をしっかりしておかないと根本的解決にはつながりません。
”換気”が特に重要ですが、扇風機を使って風の通り道をつくるだけなら簡単に対策できますよね。

”カビ””湿気”に困っている方に、この記事が少しでも役に立っていただけたら嬉しく思います。
では、また。

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