エアコン洗浄スプレーの口コミは?効果と注意点をまとめてみました!

対策

みなさんはエアコンのお掃除はどうされていますか?

業者にお願いしてしっかりと分解掃除してもらう人もいれば、
器用にも自分で分解掃除してしまう方もいるようです。

市販されているエアコン掃除グッズの中でも
ひと際目につくのが『エアコン洗浄スプレー』ではないでしょうか?

エアコンにスプレーを噴射するだけの誰でも手軽に
エアコン掃除ができるとうたわれている事が多いですが
実際のところはどうなのでしょうか?

今回は『エアコン洗浄スプレー』について、賛否両論あるエアコン洗浄スプレーの
口コミや実際はどこまで効果があるものなのか?
また、エアコン洗浄スプレーの注意点などをまとめてみましたので気になっている方は
ぜひ、参考にしてはいかがでしょうか。

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エアコン洗浄スプレーの口コミは賛否両論

実際に『エアコン洗浄スプレー』をネットなどでの口コミで検索してみると
その意見は賛否両論に分かれます。

【良いとされる意見として】

◎値段が安価なので(効果を)割り切って使えば値段の割には綺麗になる。
◎使い方を正しく使えば便利。
◎(スプレーを使って)壊れてしまったという人は使い方が悪いだけ。

など、エアコン洗浄スプレーだけで綺麗になると期待せずに
掃除工程の一環(フィンの洗浄)として使用する分には使えるなど
といった意見であったり、使用する人が機械系に強くしっかりと養生しながら
安全に使える技量の方からの意見が多かったように感じました。

【悪いとされる意見として】

◎(スプレーを使う事で)壊れてしまう危険性がある。
◎スプレーだと奥まで届かないので大して意味がない。
◎そもそもメーカーも推奨していないから。
◎養生などもしっかりしないとけっきょく部屋も汚してしまう。

などの声があり、洗浄スプレーに期待しすぎた結果よくなかったり、
使用方法にコツがあり、養生などをするのがめんどうだという
意見も多数見受けられました。

以上の事から口コミを集計した結果の限りでは洗浄スプレーを使用した人達の
半数以上は満足していない人の意見の方が多く、むしろ使用した事による故障などで、
後悔している方も多く見受けられました。

そもそも、メーカー推奨品のエアコン洗浄スプレーが出ないというのも
メーカー側からしてみればエアコンの発売後に販売された洗浄スプレーなどを
含めて他社製のものを使用確認する事自体がキリがなく、困難であるためできません。
そして、使用確認できない物は、不具合が起きる可能性がないとは言えないので
推奨する事が出来ないのではないかと考えます。

なので、洗浄スプレーを使うという事はメーカー推奨(保証)ではない
という覚悟をもって”自己責任”で使用する事になるのでなかなかリスキーな
手段と言えるのかもしれませんね。

下手をして故障させてしまった場合は、業者に頼むエアコンクリーニング
以上の修理代や買い替えを余儀なくされる場合もあります。

エアコン洗浄スプレーの効果は?

では、エアコン洗浄スプレーの効果はどのような効果があるものなのでしょうか?

簡単に言うとエアコン洗浄スプレーはエアコンのフィルターを外した奥にある
”フィン(熱交換器)”に直接吹きかけて洗浄するスプレーになります。
※洗浄スプレーの種類によってはエアコンの吹き出し口から直接吹きかけて
風を送り出す”ファン(送風機)”を洗浄するタイプもあります。

自分でエアコン掃除をする場合にはフィルターまでなら取り外しが可能なので
取り外して掃除機でホコリを吸ったり、水洗いするのは誰でも出来ると思います。

そこから先の掃除(フィン掃除)をする時に出番になるのが『エアコン洗浄スプレー』
になります。

肝心なのは効果はどの程度かになります。

洗浄スプレーの種類によって薬液の成分は変わると思いますが、
主な成分になっているのは”中性洗剤””酵素タイプ”になるかと思います。

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この2つのタイプの洗浄スプレーの場合、フィン内に繁殖したカビには
あまり効果が得られず、また、洗浄後のアルミフィンの輝きなどもあまり出ない為、
見た目の違いはあまり変化が見られないかもしれません。
しかし、洗剤は洗剤なので表面上のホコリやたばこのヤニ位ならばある程度落ちます。

洗浄スプレーが”アルカリ””酸性”のタイプであれば、フィン内のカビやアルミフィンの
汚れなども落としやすいのでアルミの光沢感も出て見た目もキレイになると思います。
ただし、”アルカリ””酸性”の洗浄剤は、洗浄後に中和しないとアルミフィンが錆びて
しまったり、変形や水の浸水を防ぐコーティングを剥がしてしまう危険性もあるので
使用した後の水での濯ぎが必要不可欠となります。

【エアコン洗浄スプレーの効果のまとめ】

◎フィン(熱交換器)またはファン(送風機)の部分清掃として使用する分には効果的に使える。
◎中性・酵素タイプの洗浄スプレーは手軽に使えるが簡単なホコリやヤニ汚れが取れる程度。
◎アルカリ・酸性タイプの洗浄スプレーはある程度の汚れは取れるがしっかり濯いで中和する手間がかかる。

エアコン洗浄スプレーの注意点は?

最後に『エアコン洗浄スプレー』を使用する際の注意点をいくつか挙げていきましょう。

◎養生をしっかりとしましょう。

故障の一番の原因となってしまうケースは、フィン(熱交換器)にスプレーを
吹きかける際に誤って電子系統に薬液がかかってしまったケースが多いようです。
実際に発火して、リコールになった機種もあるようです。
なので、使用する際は取扱説明書にて重要な電子系統の位置を確認して、そこの部分に
浸水しないようにしっかりと養生してから使用しましょう。

◎周りの環境を確認しましょう。

周りが薬液やエアコンからでる液で汚れないように養生するのはもちろんですが、
洗浄スプレーの散布時は自分の目線より上の作業になる為、思いのほか自分にも
降りかかりますので、自分自身もマスクや三角巾、ゴーグルなどを装着して充分に
注意しながら散布しましょう。
※エアコン付近にガス漏れ警報器などがあるとスプレーから放出されるガスに反応して
鳴ってしまう場合もあるのでくれぐれも注意しましょう。

◎スプレー洗浄後の処理をしっかりとしましょう。

上の章でアルカリ・酸性タイプの洗浄スプレーは水を散布して濯ぎが必要と書きましたが、
中性・酵素タイプの洗浄スプレーでも洗剤には変わりはないのでそのままだと成分が残ってしまいます。
なので洗浄スプレーの性質問わず、使用した後は水で濯いで水分をふき取る方が好ましいでしょう。
※濯ぎの際に洗浄スプレーに付属のリンス剤がついている場合はそれでOKです。
水は噴霧器などで吹きかけるようにして濯いでください。

◎最後に送風運転をして内部を十分乾燥させましょう。

せっかく綺麗にしたのにエアコン内部に水分が残っていては故障の原因やカビや雑菌の繁殖で
異臭の原因になりかねません。
洗浄した後はエアコンの送風運転をして可能であれば窓もあけ空気の循環をしてあげると良いでしょう。
30分ほど送風運転をすればエアコン内部がしっかり乾燥するでしょう。
※洗浄したのに異臭がする原因のほとんどはエアコン内部が乾ききっていない証拠です。

また、これら以外の注意点としては、エアコンが最新グレードなどで、最近流行っている
「自動フィルター掃除機能」や「空気清浄機能」などといった機能が搭載されている
機器の場合は内部構造が複雑化されている為、洗浄スプレーの使用は
控えた方が良いでしょう。
あくまで構造が簡素でファン(熱交換器)に吹きかけやすい機種に限り効果的と思っておいた方が良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

ここまで読んで頂けると、あまり洗浄スプレーは使用しない方がいいのかな?
と、感じてしまいますが正しく使えれば便利とも言えるようです。

最終的には”自己責任の範囲”となってしまいますが
業者に頼んでも故障させられてしまうケースも聞くので
自分の掃除テクニックに自信があるのでしたら使ってみるのも
金額的には安価に済むのでいいのかもしれませんね。

洗浄スプレーを使用しての掃除テクニックなども今のご時世では
YouTubeなどでもたくさん動画が挙げられていますのでそれを
参考にさせてもらうのも良いと思いますよ。

洗浄スプレーについて、みなさんの参考の記事となれば幸いです。
では、また。

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