粗挽きと細挽きの違いは?オーソドックスなのは中挽き?

健康

コーヒーの味や風味の決めてとなるのはコーヒー豆の種類と、ドリップ方法・ドリップ時間、使用器具、と相まって影響してくるのがコーヒー豆の挽き具合いと言えるでしょう。

挽き具合いを決める為にはまず、自分のコーヒーの入れ方(電動のコーヒーメーカーで入れるのか?手動でドリッパーで入れるのか?etc…)やドリップ方法(エスプレッソで入れるのか?ハンドドリップで入れるのか?etc…)などによってある程度基本の挽き具合いがあり、あとは自分の好みに合わせて挽き具合いを変えてコーヒーを楽しむのが好ましいと言えます。

ちなみに僕が家で使っているのはミル一体型の全自動コーヒーメーカーで豆と粉の両タイプを使えるものを使っています。
コーヒー豆をそのまま入れた場合は一体型のミルによって中粗挽き加減でドリップしてくれています。

全自動コーヒーメーカーなどの場合は挽き具合いを加減する事が出来ないので挽き具合いを加減したいのであればミルorグラインダーの用意が必要です。

なので今回は、ミルの購入を検討する前にまずはその挽き具合いの違いについて少しお話ししましょう。

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粗挽きと細挽きの違いはどう違うの?

まずは、粗挽きと細挽きの違いについて、実はコーヒー豆の挽き具合いは6段階もあったなんてご存知でしたか?

僕もコーヒーの世界に入ってまだ浅いので調べるまでは『粗挽き・中挽き・細挽き』の3段階くらいしか知りませんでした。(汗)

その6段階というのは『粗挽き・中粗挽き・中挽き・中細挽き・細挽き・極細挽き』になります。

中挽き段階が多いということですね。
なので大まかに粗挽きと細挽きの違いさえわかれば違いの差はわかりやすいと言えます。

では、粗挽きの方からご説明していきましょう。

粗挽きのメリットは粒が粗めなのでドリップ時間が短いという事です。
ドリップ時間が短いのでコーヒー豆の成分の表面上の美味しい部分だけをサッと抽出するイメージです。
なので、味わいとしては雑味やエグ味などがあまりなくあっさりとした優しい味わいになります。
酸味も弱めなので酸味が苦手な方にも飲みやすい薄めな飲み口になります。

デメリットとしては薄味なのでコクが足りなかったり、物足りない感があるかなと思います。
それとコストもかかります。
同じ量のコーヒー豆でドリップするとした場合、ドリップ時間が早い分、味が出にくいのでより多くのコーヒー豆を使う事になってしまうからです。

次に細挽きのメリットはどうでしょうか?

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細挽きにすると粗挽きとは相反して粒が細かいので抽出時間が長くかかります。
抽出時間が長いので使用したコーヒー豆の特性がしっかりと抽出されてコーヒー豆本来の味わいを楽しめる事になります。
味わいも濃いめに抽出されるのでコクがでてコーヒー豆の種類によっては特有の酸味もしっかり味わえます。

デメリットは細かい粉を熱湯が通って抽出されるのでどうしても雑味やエグ味も出やすくなってしまいます。
その度合いはコーヒー豆の種類や品質、新鮮さによって左右されますが好きな人は好き、苦手な人は苦手と大きく分かれるポイントになると思います。
あとはドリップ時間がかかるのですぐに飲みたい人にとってはじれったくなっちゃうかもしれませんね(汗)

粗挽き、細挽きはまったく好みによっても分かれる所だと思いますが、個人的には粗挽き寄りのコーヒー豆を多めに使って、早い時間で抽出するのが美味しいかなと思います。

オーソドックスなのは中挽き?

中挽きの方はどうでしょうか?
中挽きだけでも『中粗挽き・中挽き・中細挽き』の3段階あるので一番オーソドックスなのではないでしょうか?

なぜ、オーソドックスなのかというと大抵のコーヒーメーカーやハンドドリップされる際に使用されるのが中挽きが多いからです。
市販されているドリップコーヒーなどもほぼ中挽きと言っても間違いないでしょう。

コーヒーメーカーはメーカーの種類にもよりますが大体の物が高温ドリップ(100℃近い)になります。
なのでコーヒーメーカーでドリップされる時は『中粗挽き~中挽き』が用いられる事が多いようです。
基本、粗ければ粗いほど高温ドリップが望ましいので粗挽きは主にエスプレッソ向けと言われるようです。

ハンドドリップの際は使うフィルターがペーパーなのか金属なのか布なのかによっても変わりますし、淹れる人のさじ加減でも変わりますが大体85℃程度のお湯でドリップすると思います。
なので、どうしてもコーヒーメーカーよりも抽出速度が遅くなるので、フィルター内での滞留時間を多めに取らないと濃くなりません。
ですから、ハンドドリップの場合は『中挽き~中細挽き』が望ましいと言えます。

コーヒー専門店で挽いてもらって購入する場合で、もしも、コーヒーメーカーとハンドドリップを兼用したいのであれば間違いなくコーヒーメーカー用の『中粗挽き』にしてもらう事をオススメします。

まとめ

いかがでしたか?

結果としては、オーソドックスにコーヒーを楽しむなら『中挽き』、個性を出してコーヒーを楽しむなら『粗挽き・細挽き』がいいみたいですね。

一番いいのはやはりコーヒー豆で購入してきて、コーヒーを飲みたい時に自分で好みの挽き具合いにしてコーヒーを淹れるのがベターかなと思います。

自分の好みの挽き具合いを見つけるのもまた、一興かもしれませんね。

では、また。

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